≪紀行文≫ |
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〜〜〜ゆっくり、のんびり歩くにはとても良い所です〜〜〜 |
小千谷市西部と長岡市小国地域との境界に位置する山々を総称して、西山山系と呼ばれています。
西山山系の代表格たる城山は小千谷周辺の人々にたいへん親しまれているとのことです。登山道は道幅が広く傾斜が穏やかで、良く整備されています。また、登山口には透き通った水が滾々と湧く馬場清水が在り、この日も大勢の人が水汲みに来ていました。
ゆっくり、のんびり歩くにはとても良い所ですが、それはお天気の日に限ってのこと。山行前の数日間、イライラのしどうしでした。新潟市は明け方までに雨が止み、以降晴れるとの予報でしたが、小千谷方面は10時まで傘マークが付いていました。小雨の中で出発準備をする難儀を思うと憂鬱な日が続きました。でも、馬場清水の空は厚い雲には覆われていましたが、雨は上がっており、ほっとしました。
空を覆っていた雲は行程の進行とともに徐々に薄くなり、眼下の風景が明るくなって、八石山や米山、黒姫など遠方の峰々もくっきりと見えるようになりました。丸山に近づいた頃には時折淡い日差しも差して、緑色に染まった空気の中で、アザミやニガナの花が映えていました。 |
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出発準備整いました |
馬場清水の水汲み場 |
馬場清水の茶店(お休み)と池 |
城山に向かう登山道は広くて緩やかで、大変よく整備されています。雨上がりでもとても歩き易い道です。
間隔を開けて歩くようにしていますが、参加者の通常の歩行速度よりもゆっくり歩きのためでしょうか、隊列の所々で間隔が詰まったりすることがあります。 |
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馬場清水から登り上がりました |
護摩堂山の登山道並みです |
登山道は良く整備されています |
七合目からお茶の水への道が左側に分岐しています。せっかくなのでお茶の水を往復しました。 |
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七合目、左にお茶の水への分岐 |
お茶の水に向かいます |
お茶の水、湧口が草に覆われ見えません |
七合目を過ぎると周囲が開けてきます。また、登山道の傾斜もきつくなってきます。 |
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棚田が見下ろせます |
周囲が開けてきました |
傾斜が急です |
城山山頂直下の急傾斜を登りきると、城山の東屋と「ようこそ城山へ」と書かれた歓迎看板が見えてきます。
東屋脇の階段を上がれば城山の山頂です。山頂には石仏が安置され、ベンチが設置されています。 |
眼下には小千谷市街と西山山系の山裾に広がってくる田んぼが望めます。
晴天の日であれば、おいしいお米を育む清らかな水に満たされて、きらきら光る田んぼが広がっているのでしょうが、残念ながらこの日は曇り空でした。
ベンチ前の石仏さんに見守られながら山頂での記念写真を撮りました。
お天気はかなり回復してきています。皆さんほっとして良い笑顔です。 |
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ようこそ看板が迎えます |
階段の上が城山山頂 |
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眼下の様子 |
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城山山頂の石仏 |
笑顔の一枚 |
城山から丸山に向かう尾根は周囲が広く開けています。軽トラなら楽に走れる城山までの登山道と違い、登山道らしい道になりました。
雲が薄くなり、薄日も差すようになったので、周りの風景や道際の花も鮮やかになってきました。 |
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前方最奥が丸山 |
後ろは城山 |
お花がけっこう咲いています |
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アザミ |
ニガナの群生 |
ウツギ |
丸山の山頂には三角点とベンチが設置されています。眼下には小千谷の市街地と山裾に広がってくる田んぼ、山腹の棚田が見えます。 |
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前方丸山、もうすぐです |
丸山山頂 |
丸山から眼下の風景 |
丸山から桐沢峠に向かいます。道はけっこう急な下りになります。道脇にはやまぼうしが満開でした。 |
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桐沢峠へ、急な下りです |
道脇のやまぼうし |
桐沢峠を見下ろしました |
桐沢峠はスペースはあるのですが、日当たりが良く、周囲も開けている丸山に戻って昼食を摂りました。 |
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桐沢峠到着、お疲れ様 |
丸山に戻って昼食を摂りました |
城山直下の急坂、すべりそう |
馬場清水に下る道脇、キンラン、ギンランを見つけてみんなで大はしゃぎ、ホウチャクソウと思いきやナルコユリが群生していました。
(おわり) |
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キンラン |
ギンラン |
ナルコユリ |